概要


https://docs.google.com/presentation/d/e/2PACX-1vQQ7C79mFQ9ioIoqVxSJPDpOJyiSsWV3KOYNC0YaNjbPDhPUoCe-OExKBvfoXNw58w7KA0uJAx0lvGn/embed?start=false&loop=false&delayms=3000

データベースが作成できたので、その中にテーブルを作成していきたいと思います。デーブルは、RDBにてデータを表形式のように表す集合体のことでした。テーブルを作成したい場合、CREATE TABLE の構文を使用します。例えば、スライドにあるようなnameageという項目を持つpersonというテーブルを作りたい場合、以下のようなSQLを使用します。

CREATE TABLE person (
	name VARCHAR(50),
	age INT
);

CREATE TABLEの後にテーブル名を記載し、カッコで囲った中に項目名と、項目の方を記載します。項目の方は、整数型であるINT、少数型であるDOUBLEなどいくつかの方があります。今回はnameは文字列、ageは整数でそれぞれ表しています。なお、文字列の場合は桁数の指定が必要となります。これは、指定して桁数分の領域がデータベース上に確保する必要があるためです。そのため、不用意に桁を多くしすぎるのは推奨されません。今回はVARCHAR(50)としているので、50桁まで名前を登録できます。

データベースを指定する


それでは、実際にテーブルを作成していきたいと思います。

テーブルを作成する前に、「どのデータベースにテーブルを作成するか」を指定します。そのためにはUSE データベース名というSQLを使用します。これを行わないと、どのデータベースに対して操作を行えばよいかがわからず、SQL実行時にエラーとなります。今回はtestdbのデータベースを使用するため、USE testdbを実行します。

USE testdb;

データベースの指定が完了すると、以下のようなデータベースの変更が完了した旨のメッセージが出力されます。

Database changed

また、コンソール上に表示される入力待ち状態の文言がMariaDB [testdb]>のような形で、データベース名が入ったものとなります。

実際にテーブルを作成してみる


その後、テーブルを作成するために、先程紹介したCREATE TABLEのSQLを実行します。

CREATE TABLE person (
	name VARCHAR(50),
	age INT
);

正しく実行されると、このような正常終了を表すメッセージが表示されます。

Query OK, 0 rows affected (0.02 sec)