概要


https://docs.google.com/presentation/d/e/2PACX-1vTpPKuxY6TMGseeXyR_afEBzytVk1hM-Q3D3XD0OiL0lTcFM9lbKeyW7efk_0SMX6kKlet5GWdYrRl6/embed?start=false&loop=false&delayms=3000

それでは、まずはデータベースの作成を行っていきます。データベースを作成するためには、CREATE DATABASEという構文を使用します。例えばスライドにあるようなtestdbというデータベースを作成したい場合は

CREATE DATABASE testdb; 

というコマンドを使用します。このtestdbという部分がデータベース名となります。

<aside> 💡 大文字と小文字について SQLでは、アルファベットの大文字と小文字を区別しないため、どちらでも記載することができます。 一般的には、CREATEやDATABASEなど固定の部分を大文字、testdbなど可変の部分を小文字として記載することが多いため、今回もそれに合わせた記載を行います。

</aside>

実際にデータベースを作成してみる


実際にデータベースの作成を実施していきたいと思います。MySQL(MariaDB)にアクセスされている状態で実施します。具体的には、Cloud9のターミナル上でMariaDB [(none)]>と出力されている状態であることを確認し、ここにSQLを入力していきます。先程紹介した、下記の**CREATE DATABASE**を入力し、Enterをクリックします。

CREATE DATABASE testdb; 

そうすると、以下のように、正常終了を表すメッセージが表示されます。

Query OK, 1 row affected (0.00 sec)

Query OK の部分は、SQLの実行が正常終了したことを表します。Queryとは「データゲースに対して処理を行うための要求や命令」のことです。1 row affected は、「1行のデータが影響をうけた」という意味です。今回は「一つのデータベースさが作成された」という意味になります。(0.00 sec)は実行時間を表し、今回は実質0秒で処理が完了したことを表しています。

作成されたデータベースを確認


続いてデータベースが無事に作成されているかを確認するために、データベースを一覧表示するコマンドを実行してみます。データベースの一覧表示はSHOW DATABASESのコマンドで実施できます。

SHOW DATABASES;

このコマンドを実行すると、以下のようにデータベースの一覧が表示されます。その中に、先程作成したtestdbが含まれていれば成功です。

+--------------------+
| Database           |
+--------------------+
| information_schema |
| mysql              |
| performance_schema |
| testdb             |
+--------------------+